ときどき日記

 絵や音楽、ワークショップの感想など

一陽来復

デパートのお正月飾りを見かけました。 一陽来復をもじって「一陽来福」を願うものだそうです。陰がきわまり、陽がきざすこと。悪いことが続いたあとに幸運が訪れること。もとの言葉の意味はなんとなく知っていた(つもり)だったけど、なんだか今は、一つ一…

ゆく秋

家の近くの、里山のような場所を散策中。こんなときは、何となく持って出たスマホのカメラが重宝します。 キノコ下を向いても上を向いても、いろいろなものが・・ 咲いているのは、カンツバキみたいです。

皆川明の世界

「ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく 」展(兵庫県立美術館)を、会期終了まぎわに観に行ってきました。 エントランスに、クッションが敷き詰められています。その数、約330個。てっきり手で触っていいものだと思って、触りまくってしまいました。すみません…

わびの探究

先月、逸翁美術館(大阪)の展示「わびとサビとはどう違う?」を観に行ってきました。 ※会期は9月6日まででしたわびとサビの違いなど意識したことがありませんでしたが、サビの方は、時間の経過が関係しているんですね。古びて出る味わいがサビで、わびの方…

コインの世界

ある日、家に眠っているコインを整理しました。 もとの持ち主が中東・アフリカ方面へ行くことが多かったため、その地域のものが中心です。やはり日本では見かけない風物がいろいろ描かれていて、おもしろい。 アラジンのランプ風ですね。どこの国かいな。コ…

松屋町 練

ひさしぶりに、松屋町(大阪市)の『練(れん)』に行ってきました。松屋町駅の出口を上がってすぐのところにある、古い蔵とお屋敷を再生してつくられた複合ショップです。 蔵が建てられたのは文化八年(1811年)。明治時代の半ばごろまで、晒蝋(さらしろう…

静かな展示室

大阪市立美術館で開催されている『フランス絵画の精華』展を観に行ってきました。 雨のためか来場者はそれほど多くはなく、さらに(感染予防のため)会話はご遠慮くださいとあって、展示室内はとてもしずか。チラシに掲載されているような華やかな女性像にひ…

久しぶりの生演奏

週末、友人の出演するライブを聴きに行ってきました。バイオリン、サックス、ピアノのトリオで、ピアソラやジョン・ウィリアムズ、ジャズの定番曲などなど。本当に、体の芯まで陶酔してしまう。(そして「下手でも自分で弾きたい」というループに入る・・)●…

香りで虫除け

ある夜、わたしは恐怖の体験をしました。 この時期、台所や洗面所やフロ場などに前ぶれもなく出没して、わたしたちの心の平安を破る、アレ(以下、X)です。そこで、Xが嫌うという香りで彼らを遠ざけるグッズを作りました。X 除け 匂い袋 〔用意するもの〕・…

すごいな、NHK

土曜の朝、テレビをつけたら、小腸のアニメが流れていました。わりと小腸に興味があることもあって、なんとなく見ていたら、面白くて驚いた。番組の名は、「バビブベボディ」といいます。www.nhk.jp NHK Eテレの子ども向け番組ですが、NHKスペシャル「人体」…

ロミオとジュリエット

・すてきなちらし 第2弾(と言っても、一点だけですが)あいかわらず、観てもいない芝居の案内を大切に保管しています。 ロマンやな。B4二つ折りです。中面をひらくと公演や役者さんの紹介が載っていて、裏表紙は下のようになっています。 この言葉とビジ…

禁断のケーキ

ざんげします。外出自粛期間中にもかかわらず、不要不急の外食を・・しかもケーキを、食してしまったことを。 さくらのケーキええ、さくらの味がしました。ほのかな甘みのあるムースでした・・言い訳するのではありませんが、このケーキは、自分で選んだので…

自分が自分であること

なにげなくラジオをつけたところ、また面白い番組をやっていました。思いがけない名言の宝庫で、思わず手を止めて聞き入ってしまった。 人は不安よりは、不幸を選ぶとか、ビックリしませんか・・でも、考えてみると、そうだな、(ある程度)そうかも・・と。…

かっぱまんが

部屋を片づけていると、昔のいろいろなものが出てきます。そのむかし、カッパやトリの人形をつくり、ポスターやウェブサイト、まんがなどをつくって遊んでいたことがありました。 かっぱとかが登場するマンガです ↓ 「#おうち時間」

ボタンとリボン

お題「#おうち時間」 おうち時間の充実が叫ばれる今日この頃。 時流に乗り、手芸にチャレンジしました。●キーホルダーを作ろう(自転車用)〔用意するもの〕 ・好きなボタン 適量・好きなリボン 適量〔作りかた〕 ① リボンをワイヤーの輪に通して結ぶ。結び…

ちらしの美

ちらしとかポスターの類が好きで、見に行った美術展や催しのちらしはだいたい保存しています。さらに、見に行っていなくても、魅力的でどうしても手放せない、というちらしがけっこうあります。 ●わざゼミ2010報告展(2011年、京都芸術センター)わざあり。 …

よい建築

少し前に出かけた 『TOOTH TOOTH maison 15th』 トゥーストゥース メゾン ジュウゴ (と読むらしい) 神戸市立博物館の裏手で、お茶できるお店です。(ランチやディナーもある) アートな店内。 一杯数百円のティーで、えらい贅沢な気分にさせてもらいました…

印象派との対話

ハイハイどうも~

くまの えんそく

きょうは 電車で おでかけするの うれしいなぁ

ディオールの宴

「ディオール、パリから日本へ」展が、大阪・阪急うめだ本店で開かれています。 華やかなり。刺繍入りラフィア ジャケット&ショートパンツのセットアップと桜の刺繍入りチュールスカート/マリア・グラツィア・キウリ(2017年 春夏 オートクチュール) 桜の…

浅野竹二展

伊丹市立美術館(兵庫県)で、「浅野竹二 版を奏でる」展が開かれていました。 かわいいなーと思い、最終日に行ってきました。木版画です。 こちらは《露店の女》。売っているのはべっこう飴か、風車か・・ 《夜のサキソホン》 楽器と一体化してます。 作者…

脳とわたし

最近、脳科学者の中野信子さんの本を読んでいます。本の名は、ずばり「キレる!」というもの。 www.shogakukan.co.jp 日本では「怒らない人がいい人」という考え方があって、そういう教育がされているけど、怒りは自分を守るために備わっている大切な機能だ…

初訪問 福田美術館

昨年(2019年)の秋、京都の景勝地・嵐山に、こつ然と美術館が現れました。渡月橋と嵐山を一望できる超一等地に、日本画の大家の作品がずらりと揃っていて、「えっ、いつの間に、誰がつくったんですか?」という唐突さです。(自分が知らなかっただけなんで…

イリュージョン、鷹匠

また大阪城公園に行ってきました。この日のめあては、イリュージョンミュージアム(ミライザ大阪城 地下1F)です。 ここで見られるのは、手品の歴史や小道具、タネ明かしのような映像資料や実演(イリュージョンショー)など。ショーの客席は50席と芝居小屋…

ウールを織る

神戸ファッション美術館で参加した「丹波織」のワークショップに味をしめ、年末、別の織物教室に参加しました。織るのは「アルパカウールのふわふわショール」。場所は大阪のクラフトパークです。 最寄り駅からの道のりが、なかなかに遠かった‥。JR久宝寺駅…

撮る展示

会期終了直前に、かけこみで観に行ってきました。 「ラファエル前派の軌跡展」(あべのハルカス美術館)週末でしたが、恐れていたほどの混雑はなし。会場に行ってはじめて知ったんですが、撮影OKの作品がけっこうあったのですね。展覧会の広告にも使われてい…

布を織る

布を織ることに昔からなんとなく興味があり、織物の体験講座に参加してきました。「素材から学ぶファッション~丹波布を織る」会場は、神戸ファッション美術館です。 丹波布は、兵庫県の丹波地方を中心に織られている素朴な風合いの布。糸は手でつむぎ、化学…

こども六法

めずらしく、本を買いました。 こども六法 山崎聡一郎 著気になる本は図書館で借りて読むことが多く、新刊を(しかも話題書を)買うのは本当にめずらしい。むずかしい言葉で書かれた法律を、子どもにもわかりやすく伝える本です。ラジオ番組で著者へのインタ…

アフタヌーンティーへのいざなひ

神戸ファッション美術館の展示を見に行きました。展覧会の名は、正しくは「アフタヌーンティーのよそほひ」。 典雅な時代のかほり高い展示。紅茶欲が高まります。ティーセット、茶道具、紅茶缶のデザイン、時代によるドレスの移り変わり‥「ああ、紅茶が飲み…

世界にひろがるたこ焼き

秋晴れの一日、大阪城公園を散策しました。お堀に、金ぴかの船が。 最近は屋形船が運航しているんですね。秋晴れの空に映えます。別の場所では、ちんどん屋さんも出ていました。 いろんな国の人が笑顔でカメラを向けている様子を見ると、文化交流は世界平和…