ときどき日記

 絵や音楽、ワークショップの感想など

いやしのクラゲ

チームラボの展示「学ぶ!未来の遊園地」を、はじめて見に行ってきました。

会場は、大阪・梅田の阪急百貨店。ときは夏休み、お盆前の三連休。
同じフロアで開催されている鉄道模型フェスティバルの最終日と重なって、鉄道ファンの熱気と行列が渦を巻き、熱帯低気圧が発生しそうです。 


この未来の遊園地には、3つの部屋があります。

最初は、象形文字に触れると、その文字のあらわすものが絵となって現れる部屋。
(月をあらわす象形文字に触れると、月のイラストが現れるなど)

なぜ文字に触れると絵に変わるのかな。 壁にセンサーが仕込まれていて、光源が変化するようプログラミングされている?
でも、誰も触ってないのに絵に変わるものもあるし‥。うーむ、ちょっと謎です。

つづいて、2つ目の部屋に入ってみます。

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これは‥ 玉転がし?

いえいえ、「光のボールでオーケストラ」という、しゃれた名前がついています。

ボールを転がすだけでも楽しいのに、ボールの色が動きに反応して変わっていくので、小さい人たちの興奮はとどまるところを知りません。


3つ目の部屋はお絵かき水族館。

クラゲ、カメ、サメなど、好みの海の生き物を描き、スタッフの人に絵をスキャンしてもらうと、自分の描いた絵が会場内を泳ぎ回るというもの。

私が注目したのは、このクラゲです。(矢印の先)

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どこの誰が描いたものかわかりませんが、能天気な顔に目が釘付けになりました。

クラゲはクラゲらしく上下に伸び縮みしながら漂いますので、縮んだときには、このように、少しひしゃげたり

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伸び縮みの途中では、このような形に変わったりします。

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このように、どこかの子が描いたクラゲやカメなどを見て、癒しのひとときを過ごしました。どこの誰が描いたものかわかりませんが、ありがとう。


ちなみに自分は赤い縞模様のクマノミを描きました。けっこう可愛らしく泳いでくれたのですが、クマノミだけあって動きがすばやく、しかもすぐにサンゴの陰に隠れてしまうため、動きを追うのに苦労しました。
自作をじっくり見たい場合は、クラゲやカメなど、動きのゆっくりした生物を選ぶほうがよいかもしれません。

コンピュータが全面に出る遊び(ゲームなど)には苦手意識がありましたが、描いたものがその場で動く楽しさは、デジタルを活用した展示ならではですね。